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中沢浜貝塚 なかざわはまかいづか

 指定種別 国指定
 種別 史跡
 指定年月日 昭和9年1月22日
 所在地
広田町字中沢
 所有者 陸前高田市ほか

概要

 中沢浜貝塚は、広田半島の先端部にある大森山(標高147.2m)の西側の丘陵上にあり、目の前には広田湾を臨みます。史跡として指定されている面積は約17,000㎡で、そのほとんどが長い年月をかけ、海からの風で運ばれ堆積した砂でおおわれています。
 明治時代から発掘調査が行われ、多数の人骨が出土することでも有名であり、出土人骨は30数体を数えます。また人骨の他にも土器、石器、骨角器、動物の骨なども多量に出土しています。
 貝塚の時代は、縄文時代から平安時代にまで及び、特に縄文時代前期から晩期にかけては貝塚が連続して営まれていました。これは中沢浜貝塚が、気候に恵まれ、また海や山の幸にも恵まれていたことの証といえます。

中沢浜貝塚歴史防災公園

中沢浜貝塚歴史防災公園

中沢浜貝塚歴史防災公園パンフ

平成29年3月末完成を目指して現在工事中です。
中沢浜貝塚歴史防災公園パンフ

中沢浜貝塚歴史防災公園普及公開事業

 平成30年10月28日の日曜日に広田町にある中沢浜貝塚歴史防災公園で「ばばっ!?中沢浜貝塚で狩り!?」という縄文時代人のように弓矢を使った体験イベントを「広田湾大漁まつり」と同日開催しました。
 また体験イベントと合わせて、歴史防災公園としての防災施設である「防災あずまや」「かまどベンチ」の説明や貝塚から出土した土器などの展示も行いました。
 当日は晴天にも恵まれて、約150名の方々にご参加いただきました。
 来年度も「広田湾大漁まつり」との同日開催を予定していますので、縄文人を体感したい方々は是非お越し下さい。
 歴史防災公園の詳細については、「中沢浜歴史防災公園パンフ」をご覧ください。

第1回 中沢浜貝塚歴史防災公園整備事業周知行事開催

 平成28年8月20日(土)午後1時30分から広田町中沢浜公民館において、秋着工予定の中沢浜貝塚歴史防災公園整備工事の概要と貝塚の調査から分かった縄文人の暮らしを地元の皆様にお話ししました。
 説明会終了後、工作用粘土を使って、縄文人も作った「土偶」を参加者で作りました。
 また、会場内に展示した実際に中沢浜貝塚から出土した土偶や土器・石器に実際に触れてもらい、縄文人の知恵や技術を体感していただきました。

教育長あいさつ
遺物見学
土偶づくり

史跡中沢浜貝塚歴史防災公園整備工事始まる

 教育委員会は、広田町広田漁港を望む中沢浜貝塚の史跡指定区域を、災害緊急時に活用できるように防災公園化する工事を11月初旬から進めています。
 工事では、港湾部から史跡内の高所に設ける広場へと安全に避難できる階段と園路を設置・整備します。
 階段を昇った高台には災害対応型のあずまや、広場には緊急時にカマドに転用できるベンチを設置します。
 平成29年3月まで続く整備工事によって、中沢浜貝塚を地域の歴史を伝える史跡としてだけでなく、防災にも役立ち地域の皆様に活用していただける場所となることを目指しています。


中沢浜貝塚歴史防災公園完成予想図

史跡中沢浜貝塚歴史防災公園の施設の紹介

 現在工事中の中沢浜貝塚歴史防災公園では、港湾部から高台へ安全に避難できるように、広田漁港防潮堤正面ゲートに対して昇降階段を設置します。
 階段は、幅約1.8mで鉄骨本体に再生木材の床板を張り、港から約10mの高さを途中踊り場で方向を変えながら、最短で公園内に避難できる設計です。
 また、手すりと床板には、防災意識向上と防災教育のために、中沢・泊地区で過去に観測された津波浸水高(表参照)を示すプレートを取り付ける予定です。

津波名称 発生年 浸水高
(m)
観測地 参考資料
明治三陸沖地震津波 明治29年
(1896年)
13.63 中沢浜貝塚付近 「明治29年6月15日 三陸沿岸大海嘯被害調査記録」山名宗信
昭和三陸沖地震津波 昭和8年
(1933年)
8.50 泊八幡社付近 「昭和8年3月3日 三陸地方津浪に関する論文及報告」那須信治ほか
チリ地震津波 昭和35年
(1960年)
2.98 広田漁港 「昭和35年5月24日 チリ地震津波調査報告」気象庁
東日本大震災津波 平成23年
(2011年)
10.68 広田漁港海岸 「東北太平洋沖地震津波合同調査グループによる現地調査結果」岩手県土木部

参照データ・ベース:東北大学大学院工学研究科付属災害制御研究センター
 津波痕跡データベース http://tsunami3.civil.tohoku.ac.jp
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