上長部観音堂の板碑群(かみおさべかんのんどうのいたびぐん)

更新日:2021年04月01日

陸前高田市気仙町の上長部観音堂内に安置されている大きい板碑とその右横の小さい板碑の写真

指定種別

市指定

種別

有形文化財(歴史資料)

指定年月日

平成28年4月1日

所在地

気仙町字上長部(上長部観音堂)

寸法

普賢菩薩種子板碑(写真左)

  • 地上高 109.5センチメートル
  • 幅48.5センチメートル
  • 厚10.5センチメートル

大日如来種子板碑(写真右)

  • 地上高 49.5センチメートル
  • 幅34.5センチメートル
  • 厚6センチメートル

概要

 板碑とは、中世を中心に盛んに造立され、仏をあらわす種子(梵字)、造立の年号や趣旨を刻出した石製供養塔の一種です。
 当板碑は現在、気仙三十三観音の五番札所である上長部観音堂に安置されていますが、もとは別の場所に造立されていたようで、大日如来種子板碑の来歴は不明ですが、普賢菩薩種子板碑には「明治三十九年旧五月十二日 金剛光菩薩 上長部川洪水石碑河中ヨリ出現」と刻まれています。
 種子(梵字)はそれぞれ「普賢菩薩」「大日如来」を示すものが、正面に薬研彫りという手法で刻まれています。造立の年号や趣旨についての刻みはありませんでしたが、中世に属する資料と考えられます。

気仙町の上長部観音堂内に安置されている上部に梵字が彫られその下に金剛光菩薩と彫られたやや先端が尖った普賢菩薩種子板碑の写真
陸前高田市気仙町の上長部観音堂内に安置されている真ん中に梵字が彫られたやや丸形の大日如来種子板碑の写真

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