○名古屋市立大学看護学部陸前高田市枠卒業生登録制度要綱
平成28年12月7日
告示第175号
(趣旨)
第1 この要綱は、東日本大震災において甚大な被害を受けた本市の地域医療を支える中核的な看護師を育成するため、名古屋市立大学看護学部陸前高田市枠の卒業生(以下「卒業生」という。)に対する必要なフォローアップの実施に関し必要な事項を定めるものとする。
(卒業生の登録)
第2 登録の対象者は、卒業生とする。
2 卒業生は、第1の趣旨を理解し、同意書(様式第1号)を市長に提出するものとする。
3 市長は、卒業生から前項の同意書の提出があったときは、当該同意書に記載された事項を登録簿に登録するものとする。
4 登録簿への登録期間は、登録の日から起算して10年とする。
(卒業生の責務)
第3 卒業生は、次に掲げる研修等への参加その他の方法により、看護医療の知識及び技術の自己研鑚に努めるものとする。
(1) 名古屋市立大学病院が実施する研修への参加
(2) 市が実施する地域医療推進活動等への参加
(3) 学会、研修等への参加
(報告)
第4 卒業生は、近況報告書(様式第2号)により、毎年4月30日までに、同日が属する年度の前年度における医療機関等での勤務内容等を市長に報告するものする。
(登録事項の変更)
第5 卒業生は、登録事項に変更があった場合は、変更届(様式第3号)により市長に届け出るものとする。
(登録情報等の提供)
第6 卒業生の登録事務に関し知り得た個人情報については、卒業生の同意を得た上で、この要綱の趣旨に合致する範囲内で名古屋市その他の関係団体に提供することができる。
(補則)
第7 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が定める。