中心市街地における借地事業者の募集について

 高田地区の中心市街地については、便利で活気ある魅力的な市街地を整備するため、これまで陸前高田商工会等との協議を踏まえながら検討を重ねてきました。
 今般、賑わいのある中心商店街の再生を目指し、津波復興拠点整備事業によって取得する市有地への借地事業者を募集することにより、コンパクトな市街地の核となる大型商業施設の整備と中心商店街の形成を目指すものです。
 借地により、事業所の本設を目指す方、新規に陸前高田市で開業したい方など、多くの方の応募をお待ちしています。詳しくは、下記の要項を参考の上、期限までに申請をお願いいたします。
 (注意)借地事業者がすべて決定となりましたので募集を締め切りました。

中心市街地借地街区寸法図（随時募集）

 中心市街地借地事業者募集に関する質問について、下記の通り回答します。

1 （質問）連帯保証人について、同族会社でも可能となるのか？

（回答）保証人には、債務負担能力があれば可能となります。ただし、その法人の経営状況など判断できる資料を添付願います。

2 （質問）貸付期間後の土地買い取りは可能となるのか？

（回答）土地売却は、現段階では想定しておりません。

3 （質問）希望する街区の区画数は決定しているのか？

（回答）それぞれの街区の区画数などは、決定されておりません。今回の応募による希望面積と希望街区から、その街区面積以内であれば配置が可能となります。なお、街区面積を超えた場合は、ヒアリング等で調整することとなります。

4 （質問）前期決算が赤字であるが、応募は可能か？

（回答）前期が赤字であっても、提出する事業計画上で黒字となる計画であれば応募は可能です。

5 （質問）震災前は個人事業主であったが、震災後法人化しているが申請可能か？

（回答）様々な事情によって法人化された事業者もいらっしゃいますので、震災前と形態が変化していても応募は可能です。また震災前に個人事業主で被災している場合には、法人となっても被災事業者として申請が可能です。被災されていない場合は、要項記載のとおり貸付料が異なります。

6 様式－3事業計画概要説明書にある平面図、配置図とは、どのような図面の作成が必要か？

対象敷地規模形態を設定していない中で、希望する施設店舗の内容・形態、敷地の利用形態を把握するものです。平面図は施設の簡単な間取り（店舗○平方メートル、事務所○平方メートル、倉庫○平方メートル等）、配置図は施設外の駐車場や物置等の利用を記した簡単なイメージ図を作成下さい、いわゆるプロの作成した図面である必要はありません。

7 住居併用を希望した場合も、借地期間は10年または20年か？

住居併用を希望される方は、借地期間を含め条件や契約形態等が異なるため、別途協議が必要となります。

 陸前高田市中心市街地借地事業者募集要項（大型商業施設等用地）に基づき、陸前高田市中心市街地借地事業者選定委員会において、下記の事業者を最優秀提案者として選定しました。

1 最優秀提案者

代表法人 高田松原商業開発協同組合
構成員 陸前高田再開発株式会社
構成員 株式会社ツルハ

2 審査結果

募集要項の提案条件を満たしており、700点満点中536点と評価されました。

3 提案計画概要

地元の被災事業者及びその他の商業者が出店する商業施設で、図書館と一体的な施設として整備します。地域交流専門店街としてA棟、食品スーパー・衣料大型専門店を中心としたB棟、全体の利便性を高めるドラッグストアのC棟、A棟と一体として整備する図書館で構成されています。図書館については、代表法人が整備後に市が買い取ることを予定しています。入居テナントは20事業者を予定し、そのうち被災事業者は14事業者となっています。

4 応募事業者数

1事業者