新ブランド米「たかたのゆめ」

更新日:2021年04月01日

「たかたのゆめ」とは

生成色の袋に白い花弁が描かれた「たかたのゆめ」パッケージの写真

JT(日本たばこ産業株式会社)が「いわた13号」という品種名称で開発・保有していた種を復興支援の一環として、権利も含めて市に寄贈した新種米。
 陸前高田市でしか作付けされていないオリジナルブランド米であり、津波で甚大な被害を受けた農業の復興のシンボルとして、地域ブランド米としての確立を目指しています。

「たかたのゆめ」の誕生

 粘りや食味の良さに定評がある「ひとめぼれ」と、「あきたこまち」に由来し、いもち病などに強い「いわた3号」を交配し、品種改良を経て「いわた13号」として「たかたのゆめ」は開発されました。

たかたのゆめの祖先品種の系譜
スーツ姿の男性2名がたかたのゆめを手に持ちカメラに向かっている写真

「たかたのゆめ」の原種がJTから寄贈

「たかたのゆめ」の名前の由来

たかたのゆめと書かれた横断幕を4人の男性が手に持っている写真

「たかたのゆめ」の名前の発表

「たかたのゆめ」というブランド名は、平成24年に全国公募し、169点の応募作品の中から、「被災地からみんなで夢を追いかけ、夢を乗せ、期待を乗せた」思いを込めた名前として決定しま
した。

「たかたのゆめ」の特長

焦げ茶色の土鍋の中でほかほかの白米が炊きあがっている写真

 東北の気候に適している品種で、茎が丈夫で倒れにくく、病気に強いという特性があり、低農薬での栽培が可能です。
 炊いたお米は、つややかな見た目とすっきりとした甘味、もっちりとした粘り気のある食感が特長です。さらに、冷めてもおいしく、炊飯後時間をおいてから食べるお弁当やおにぎりなどにも適したお米です。

「たかたのゆめ」のおいしさ

 「たかたのゆめ」の炊飯試験を行い、岩手県産の「ひとめぼれ」と比較したところ、「たかたのゆめ」は、やや柔らかめですが、粘りとのバランスも良く、また、冷めた時にもご飯が硬くなりにくく、美味しさもそのままです。食味においても高い水準にあり、数値からも「ひとめぼれ」に引けを取らない美味しさを実証することができます。
 このおいしさが評価され、平成27年3月、一般社団法人おにぎり協会から「おにぎり協会認定食材第1号」の認定をいただきました。
 認定理由として、「大粒でしっかり粒感があり、さっぱりと滋味ある味わいで、あらゆる具材と相性がいい。冷めてからの食感があまり変化せず、冷めてもおいしい、おにぎりの特性を活かすコメである。」とのコメントをいただいています。

たかたのゆめの硬さ、こし、粘り、食味値に関するグラフ

(資料提供:全国農業協同組合連合会岩手県本部)

「たかたのゆめ」の作付け状況

令和元年度の「たかたのゆめ」は、市内47農家(団体)が60ヘクタールで作付を行いました。

作付け状況の詳細
作付け農家数 作付け面積(ヘクタール) 収量(トン)
平成25年 12 11.0 33
平成26年 24 50.0 260
平成27年 34 49.0 202
平成28年 51 52.0 197
平成29年 46 56.6 236
平成30年 44 51.0 206
令和元年 47 60.0 253

 たかたのゆめを作付している農地の約8割が、津波被害を受けて土を入れ替えた復旧田です。復旧田は、通常の田に比べて地力が弱く、安定した収穫量を確保できない傾向が強く見られます。しかしながら、「陸前高田の水田で、もう一度お米を作りたい、夢と希望を乗せたお米になってほしい」という農家の願いを込めて土づくりに励み、多くの関係団体・企業の皆様に支えられ、栽培されています。

稲を植えた直後の田んぼ、青々と成長した稲の田んぼ、黄金色に実った稲の田んぼの3つのカットが並んだ写真

「たかたのゆめ」のあゆみ

「たかたのゆめ」の年表
年次 内容
平成11年 JTの「アグリ事業部」が開発
平成14年 12月 「いわた13号」として品種登録
平成20年 12月 JTの「アグリ事業部」の事業撤退に伴い、品種登録を抹消
平成24年 4月 「いわた13号」の権利及び原種2.5キログラムがJTから市に寄贈
市内農家の金野千尋氏が種籾2.5キログラムで育苗を行う
11月14日 東京都内で食味会及び「たかたのゆめ」命名発表会を開催
商標登録を出願
11月26日 産地品種銘柄登録を申請
平成25年 3月29日 産地品種銘柄登録
4月12日 商標登録
11月17日 「たかたのゆめ」ブランド化研究会を設立
3月11日 「おにぎり協会認定食材」第1号認定
7月1日 再開した陸前高田市ふるさと納税の返礼品として採用
10月30日 TBS系列「世界ふしぎ発見!」にて「たかたのゆめ」紹介
11月25日 NHK-BSプレミアム「きらり!えん旅」にて「たかたのゆめ」ブランド化研究会の活動を紹介
3月26日 新ご当地グルメ「陸前高田ホタテとワカメの炙りしゃぶしゃぶ御膳」デビュー(食材として採用)
7月12日 シンガポールで開催された陸前高田特産物食味会で提供
7月15日 たかたのゆめファン通信(第1号)を発行
12月5日 たかたのゆめファン通信第2号発行
3月23日 たかたのゆめファン通信第3号発行
8月8日 たかたのゆめファン通信第4号発行
9月1日 東北・北海道新幹線下りの「グランクラス」で提供される和軽食のご飯に「たかたのゆめ」が採用(2017年9月1日から2017年11月30日までの期間限定)
11月5日 たかたのゆめを使用して行われた、川崎青年会議所主催の「同時におにぎりを握った最多人数」がギネス記録として認定
平成30年1月31日 たかたのゆめファン通信第5号発行
令和元年9月22日 道の駅「高田松原」にてたかたのゆめを使用した「たかたのごはん」がオープン

「たかたのゆめ」の販売・提供

たかたのゆめと書かれた白いノボリが設置された販売店入口の写真

 「たかたのゆめ」は、市内のスーパーマーケット、産直施設、飲食店などで取り扱いがされています。
 また、市外の一部の百貨店、米穀店、スーパーマーケット、店頭以外でも、インターネット販売で取り扱いがされています。詳細については、商政課ブランド推進係までお問い合わせください。

 平成28年3月、新ご当地グルメ「陸前高田ホタテとワカメの炙りしゃぶしゃぶ御膳」に採用されました。市内4店舗で提供されています。
 市内の「たかたのゆめ」を提供・販売する店舗には、目印として「のぼり旗」が設置されているところがありますので、是非ご利用いただき、「たかたのゆめ」を味わってみてください。

関連リンク

「たかたのゆめ」の商標使用申請

 「たかたのゆめ」の名称及びロゴマークは、陸前高田市の登録商標です。これらを使用する場合は、報道目的の場合を除き、申請が必要となります。ご使用の際には事前に商政課ブランド推進係までご相談ください。

「たかたのゆめファン通信」の発行

たかたのゆめに関するイベントなどの情報発信のために「たかたのゆめファン通信」を発行します。

問い合わせ先

陸前高田市地域振興部農林課(栽培関係)
同 商政課(PR関係)
電話:0192-54-2111 内線(農林課:477 商政課:432)
ファックス:0192-54-3888

この記事に関するお問い合わせ先

地域振興部 農林課 農政係
電話:0192-54-2111
ファックス:0192-54-3888
郵便番号:029-2292
岩手県陸前高田市高田町字下和野1番地

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