普門寺のサルスベリ(県・天然記念物)

更新日:2023年05月18日

岩手県指定天然記念物普門寺のサルスベリの写真

指定種別

岩手県指定

種別

天然記念物(植物)

指定年月日

昭和56年12月4日

所在地

米崎町字地竹沢(普門寺)

所有者

普門寺

計測値

  • 樹高110センチメートル
  • 胸高周囲165センチメートル
  • 樹齢約300年

概要

 サルスベリは中国南部原産のミソハギ科の落葉高木で、その名のとおり木登りが得意なサルでさえも、滑って落ちてしまうと言われるほどその樹皮は平滑で薄く、また剥がれやすくすべすべしています。

 「普門寺のサルスベリ」は、延宝年間(1673~1681年)普門寺第8世臺翁寒易和尚が中国の天童山から入清求法の際に持ち帰り、植え付けたものと伝えられています。お盆ころから紅色の小さな花を多数付け、長く花を楽しめることから「百日紅」とも呼ばれています。

 普門寺では他にも、気仙大工の技による繊細優美な意匠で統一された県指定有形文化財(建造物)である「普門寺三重塔」や平成31年につるし飾りのギネス世界記録に認定された「ねがい桜」などをみることができます。

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