湊の津波記念碑(市)
指定種別
市指定
種別
有形文化財(歴史資料)
指定年月日
平成28年4月1日
所在地
気仙町字湊
寸法
- 地上高295センチメートル
- 幅129センチメートル
- 厚23センチメートル
概要
湊の津波記念碑は、昭和三陸津波の教訓碑として、昭和9年3月に建てられました。東日本大震災によって被害を受けましたが、現在は湊地区公民館の敷地内に移設されています。
表面には「地震の後どんとなつたら津浪と思へ」「地震の後潮が退いたら警鐘を打て」「大津浪三四十年後に又来る」「金品より生命」など6つの教訓が刻まれています。裏には3月3日の地震発生、津波の襲来と被災の状況などが記されています。
教訓の一つにある「三四十年」という間隔は、明治29年と昭和8年を隔てる37年がもとになっているとも言われ、6つの教訓は先人たちの経験を後世に伝えるものです。
更新日:2023年05月18日