湊の津波記念碑(市)

更新日:2023年05月18日

湊の津波記念碑の写真

指定種別

市指定

種別

有形文化財(歴史資料)

指定年月日

平成28年4月1日

所在地

気仙町字湊

寸法

  • 地上高295センチメートル
  • 幅129センチメートル
  • 厚23センチメートル

概要

 湊の津波記念碑は、昭和三陸津波の教訓碑として、昭和9年3月に建てられました。東日本大震災によって被害を受けましたが、現在は湊地区公民館の敷地内に移設されています。

 表面には「地震の後どんとなつたら津浪と思へ」「地震の後潮が退いたら警鐘を打て」「大津浪三四十年後に又来る」「金品より生命」など6つの教訓が刻まれています。裏には3月3日の地震発生、津波の襲来と被災の状況などが記されています。

 教訓の一つにある「三四十年」という間隔は、明治29年と昭和8年を隔てる37年がもとになっているとも言われ、6つの教訓は先人たちの経験を後世に伝えるものです。

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