吉田家文書(県)

更新日:2023年02月13日

岩手県指定有形文化財「吉田家文書」について

 吉田家には、寛延3年(1750)から明治元年(1868)まで119年間の大肝入としての執務記録「定留」や「永留」、村絵図等がほぼ完全な形で保存されていて、「吉田家文書」として、岩手県指定有形文化財に指定されています。
 市立図書館に保管されていた吉田家文書は、津波の被害を受けたものの流失は免れ、文化財レスキューによって県立博物館に運ばれ安定化処理が行われました。
 その後、国立国会図書館で抜本的な修復作業が行われ、現在は県立博物館に戻り大切に保管されています。

被災し窓すらもなくなった陸前高田市立図書館に保管されている散在した吉田家文書を前に呆然と立ち尽くす白色のヘルメットにマスク姿の男性3人の写真

救出された吉田家文書

国会国立図書館で修復された表紙に文政三年定留と書かれている岩手県指定有形文化財の吉田文書の写真

修復作業を終えた「定留」

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