中沢の津波記念碑(市)
指定種別
市指定
種別
有形文化財(歴史資料)
指定年月日
平成28年4月1日
所在地
広田町字中沢
寸法
- 地上高213センチメートル
- 幅24センチメートル
- 厚23センチメートル
概要
中沢の津波記念碑は、昭和三陸津波の1年後、昭和9年3月に義援金の一部を活用し、義援金寄託者の要望により建てられました。
設置箇所は国指定史跡中沢浜貝塚に隣接しており、明治29年の津波到達地点を表しています。
形状は角柱をしており、四面にはそれぞれ「地震があったら津浪の用心」「それ津浪機敏に高所へ」「低いところに住家を建てるな」「津浪と聞いたら慾捨てて逃げろ」の4つの文言が刻まれています。
広田町内には同型の碑が7基と広田小学校の敷地内に将棋駒形の碑が1基の計8基があり、津波の教訓を後世に伝えています。
更新日:2023年05月18日