館長挨拶及び運営方針

東日本大震災から15年。

これまでご支援、ご協力を賜りました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

おかげさまで、2022(令和4)年11月に新たな博物館を開館し、市内外より多くの方々にお越しいただき、間もなく20万人に達するところでございます。

本年度も博物館の役割である「社会教育施設」としての機能に加え、中心市街地に位置する立地条件を生かし、近隣の商業施設や市立図書館、旧吉田家住宅主屋などの関連施設との連携や、名古屋市博物館からお借りしているロダン作「考える人」の展示等を通した名古屋市との文化芸術を含む多方面の交流を深め、「文化観光拠点施設」として、交流人口の拡大や地域の活性化に資するよう努めてまいります。

また、地域に根差した総合博物館として、自然観察会をはじめ、各種講座、博学連携による博物館教室などの教育普及事業を充実させ、子どもから大人まで、市民の地域への誇りや愛着の醸成を図ってまいります。

津波で被災した資料の再生につきましては、作業を継続しながらその公開と資料の展示等を行い文化財保存の重要性を発信するとともに、近年、全国的に発生している様々な自然災害によって被災した資料の再生活動の一助となるよう、これまで以上に広く再生の技術の伝承に努めてまいります。今秋には、専門機関と連携して被災資料の修復をテーマとした特別展を開催する予定です。

結びになりますが、当館の基本理念である「陸前高田の豊かな自然・歴史・文化を、震災の記憶とともに未来へ伝え、地域に根差し、活力あるまちづくりを推進する総合博物館」を目指し、本年度も職員一同力を合わせ博物館を運営してまいります。

多くの皆様のご来館を心よりお待ちしております。

 

2026年4月

陸前高田市立博物館長

運営方針

当館の運営方針は下記ファイルをクリックし、閲覧いただきますようお願いいたします。

uneihoshin(PDFファイル:498KB)