一本松募金へのメッセージ

更新日:2022年06月23日

各界の著名人から、奇跡の一本松へのメッセージをいただきました。

ジャケットに身を包んでポーズをとるジョントラボルタ氏の写真

ジョン・トラボルタ ハリウッド俳優

写真に自筆でサインとメッセージをいただきました
「奇跡の一本松募金に協力してください」

白い背景に笑顔を見せる村上弘明氏の写真

村上弘明 俳優

 景勝地、陸前高田松原海岸の七万本の松。
 今回の震災で亡くなった私の叔父夫婦の散歩コースでした。七万本の松と共に旅立った叔父は、「こんな素晴らしい故郷で日々の暮らしを満喫できて、俺は本当に幸せ者だ。いつ死んでも本望だ」と日頃から口癖のように語っていました。
 一本松は、叔父夫婦が私たちに何かを語りかけている気がします。松林はもともと、水田を塩害から防ぐために植えられた先人達の知恵と努力の結晶です。それが千年に一度の天災によって破壊されました。その中で奇跡的に残った一本の松。
 この一本松に託された声なき声を一人でも多くの人達に、そして後世の人達に繋げてゆく。それが私達に課せられた使命であり責任だと思っています。

黒いグローブで拳を突き出す佐藤洋太氏の写真

佐藤洋太 元WBC世界スーパーフライ級王者

 陸前高田は僕が小さいころからよく行った所です。きれいな海にきれいな松林がとても印象的でした。
 あのきれいな松林がなくなってしまい、悲しいとともに、一本だけ残った松の木は是非これから先も被災地の力になってくれると思います。奇跡の一本松の保存を心から願っています。
 皆さんのご協力よろしくお願いします。

灰色のジャケットを着てカメラに向かう千昌夫氏の写真

千昌夫 歌手

 岩手県陸前高田は、私の生まれ育った故郷です。私は歌手になるために上京し、この遠い故郷に想いを寄せながらずっと生きてまいりました。
 その大切な故郷が、昨年3月11日の東日本大震災で壊滅的な被害を受けました。その中で、大津波に遭いながらも唯一残った「高田松原」の「奇跡の一本松」が、人々の元気と希望のシンボルとして私たちに力を与えてくれました。どれだけ励まされたか言葉にならないくらいです。
 心から「ありがとう」と言いたいです。そして、この松を「復興のシンボル」として後世に残す「奇跡の一本松保存基金」が発足し、活動が始まりました。復興への道のりは、まだまだ険しく遠いのが現実です。
 この運動を通じて、支援が東北、そして日本の元気に繋がるよう念願をしております。一緒に頑張っていきましょう。

スーツと青色のネクタイを身に着けた渡邉美樹氏の写真

渡邉美樹 ワタミ株式会社代表取締役会長 兼 社長

メッセージ動画をいただきました。

メッセージ動画

青い背景にジャケットを着て笑顔を向ける山中光茂氏の写真

山中光茂 元三重県松阪市長

メッセージ動画と直筆メッセージをいただきました。(在任中にいただいたものです。)

メッセージ動画 

一本松を「心の復興」の象徴に!松阪市長山中光茂
黄色いネクタイとスーツを身にまとった井原巧氏の写真

井原巧 衆議院議員

 3月11日の東日本大震災は、一瞬にして私たちから本当に多くのものを奪い去りましたが、被災地の人々は、その悲しみに暮れる間もなく、日々、復興に向け、力強く前進しております。
 私自身、何度も陸前高田市を訪れ、その現状を目にし、市民の皆さんとお話をさせていただきましたが、全てが失われたにもかかわらず、どの方も決して弱音を吐くことはなく、復興を信じて、力強く生活されておりますことに感銘いたしました。また、全国青年市長会において、陸前高田市に「復幸応援センター」を開設し、会員市より職員を派遣して、被災地支援に取り組んでおりますが、この活動を通じ、陸前高田市の一日も早い「復幸」を願うものでございます。
 そのような中、今回、陸前高田市の復興の象徴ともいえる、高田松原に残る「奇跡の一本松」の保存に向け、取り組んで行くというお話を聞き、青年市長会といたしましても、この趣旨に賛同するとともに、何かお役に立てればと考えております。申すまでもございませんが、被災地の人々はもちろん、私たちの誰もが、早期復興を望んでおり、「奇跡の一本松」は、まさにその復興の象徴であると確信しております。
 どうか、一人でも多くの皆さんが、この趣旨にご賛同いただき、陸前高田市、ひいては、被災地全体の一日も早い「復幸」へと、ご支援賜りますこと強くご期待いたしております。

梅の花が咲いている屋外で撮影された白井貴子氏の写真

白井貴子 シンガーソングライター

一本松募金にメッセージをいただきました。

メッセージ動画

ベージュ色の壁面を背にカメラに向けて笑顔を見せる王貞治氏の写真

王貞治 福岡ソフトバンクホークス株式会社 取締役会長

 大震災から約2ヵ月後の5月22日、野球を通して子ども達を励まそうと陸前高田を訪れました。
目を輝かせて野球に取り組む子ども達とのやり取りや、戸羽市長とのお話し、そして“奇跡の一本松”は、逆にわたし達を勇気付けるものでした。
 高田松原で唯一残った一本松は大津波にも耐え抜いた、復興に向けてのシンボルでもあります。その一本松が朽ち果てようとしています。
 市民の心の拠りどころである一本松の保存整備事業に多くの浄財が集まることを祈念します。

ユニフォームを着てほほ笑む小久保裕紀氏の写真

小久保裕紀 元プロ野球選手、元野球日本代表監督

 “奇跡の一本松”は、陸前高田の防潮林の生き残り。津波被害から人々を守るべく仁王立ちしたこの松は、震災・津波被害に遭った人々の心の拠りどころであるそうです。
 しかし、今その復興の象徴が朽ち倒れようとしています。復興支援は継続していくことこそが肝要です。そして、被災者の皆さんの心を支え続け得るものを守ることもまた、支援活動として大切なことと考えます。
 あの惨状を後世に伝え続けるべく、一本松を、ひいては被災地をみんなで支え続けましょう。

赤いシャツを着て真正面からカメラを見据える小笠原満男氏の写真

小笠原満男 鹿島アントラーズアカデミー テクニカルアドバイザー

 東日本大震災の大津波の中で耐え抜いた一本松が、東北の復興のシンボルとなることを願っています。この一本松が全世界へ、頑張る東北の底力を未来まで発信してくれるでしょう。
 私も「奇跡の一本松」の保存を心から応援します。皆さんのご協力よろしくお願いします。

赤いネクタイとスーツ姿の河村たかし氏の写真

河村たかし 愛知県名古屋市長

 名古屋市は、縁あって東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市を“丸ごと支援”しており、一日も早い街の復興を願い、これからも全力で支援を続けていきたいと思っております。
 今年の1月に陸前高田市を訪問したとき、「奇跡の一本松」を改めて拝見しました。雪が舞う寒い冬空の中で、あの大津波にも耐えた、たった1本の松が凛と立つ姿にしばし心を奪われ、本当に“美しい”と思ったことを覚えています。
 同時に、「奇跡の一本松」は既に枯死状態で、いずれ倒壊する恐れがあるとお聞きしましたが、心の拠り所を失ったときの陸前高田市民の悲しみを思うと、いたたまれない気持ちでいっぱいになりました。
 それが今回、陸前高田市が全世界の協力を得て、この一本松を“希望と復興”の象徴として後世に残す取組みを始められると知り、本当にうれしく、全力をあげて応援をしたいと思います。
 陸前高田市を愛する日本の皆様、全世界の皆様、復興のシンボルである「奇跡の一本松」を残す取組みに格別のご賛同をいただき、是非「奇跡の一本松保存募金」へのご協力について、よろしくお願い申し上げます。
 陸前高田市民の皆さん、苦しいこともあるけど、決して希望を捨てないでちょうだいよ。きっと、いいこともあるのでね

メッセージ動画

眼鏡にワイシャツ姿の樋渡啓佑氏のモノクロ写真

樋渡啓佑 元佐賀県武雄市長

 一本松。それは日常の風景。
 あの日、あの時までは。
 奇跡、希望、感謝とどの言葉でも足りない、一本松。
 私たちは、みんなの力を合わせて、この一本松を新たな生命として後世へ残したい。そういう思いから応援します。

サングラスと帽子を着けてほほ笑むやなせたかし氏の写真

陸前高田の松の木のために やなせたかし(故人)漫画家・アンパンマンの生みの親

 僕は激浪うずまくマスコミの大海の中で何度も押し流されそうになりながら93歳の現在まで傷だらけになりながら何とか生き延びて仕事をしてきました。だから東日本大震災の大津波で7万本の松の木の中でただ1本だけ生き残った陸前高田の松の木にはすっかり感情移入してしまいました。
 陸前高田の松の木の歌を自費制作してCDにしたりハンカチを作ったりしました。長い期間にわたって少しづつでも寄付できればよいと思ったからです。しかし、希望の木と呼ばれたひょろ長い松は大変危険な状態にあるようです。幸いに接ぎ木した松の木の子供たちは4本がすくすくと育っているようです。市は僕がヒョロマツ君と名付けた松の木を希望の木として永久保存する計画を進めているようです。なるべく多くの皆さんがこの計画に賛同していただいて皆さんの力で松の木をよみがえらせてください。それはきっとこれからの希望のシンボルとして日本だけではなく世界中の人を元気づけることになると思うからです。
(注意)やなせたかしさんは平成25年10月13日にご逝去されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

黄色い服を着てカメラに向かってほほ笑む近衛はな氏の写真

近衛はな 女優・脚本家

 みなさんこんにちは。近衛はなです。
 『奇跡の一本松」は震災前、約7万本の松原の中に立っていた松でした。たった一本になってしまっても、生き続け、復興のシンボルとして私たちに希望を与え続けてくれました。
 その松が、今枯れてしまいこのままでは倒壊の恐れがあります。陸前高田市では他に課題が山積みで、一本松の保存のために多額の資金を投じる事が出来ません。どうか、一本松の保存のため、みなさんのご寄付をお願いします。そして陸前高田市の復興の道のりを一緒に見守っていきましょう。

メッセージ動画

この記事に関するお問い合わせ先

土地活用推進課 都市計画係
電話:0192-54-2111
ファックス:0192-54-3888
郵便番号:029-2292
岩手県陸前高田市高田町字下和野100番地
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