日本遺産とは
「みちのくGOLD浪漫―黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる―」が日本遺産に認定されました。
平成31年1月13日(金曜日)に、宮城県涌谷町・気仙沼市・南三陸町、岩手県平泉町・陸前高田市の2市3町が、文化庁が認定する「日本遺産」に、「みちのくGOLD浪漫―黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる―」を申請したところ、令和元年5月20日(月曜日)に令和元年度の認定を受けました。
日本遺産とは
「日本遺産(Japan Heritage)」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。
今後は、共に申請した5自治体が手を携えて、それぞれが有する遺産遺構をさらに磨き上げて活用していき、交流人口・関係人口を拡大させるとともに、次代の担い手育成、産業の発展、そして東日本大震災からの完全なる復興に向けた起爆剤として「日本遺産『みちのくGOLD浪漫』」を推進してまいります。
日本遺産に認定されたストーリーの概要
日本で初めて“金”が産出されたのは奈良時代の陸奥国。現在の岩手県や宮城県を含み「みちのく」とも呼ばれるこの地が生んだ“金”は富の象徴のみならず、奈良・東大寺の大仏や平泉・中尊寺金色堂を彩り、祈りの対象として人々の心に光を灯し続けてきました。
私たちは、時代とともに幾重にも結び付き、独自の文化や信仰、産業へと昇華した“金”と人々の縁を“みちのくGOLD”と名付け、価値や魅力の掘り起しを始めました。日々の生活や風土に溶け込んだ“みちのくGOLD”との出会いは、悠久の時を経ても色褪せることの浪漫に満ち溢れています。
陸前高田市の構成文化財
日本遺産「みちのくGOLD浪漫」を学ぶ!小学生向け漫画読本「みちのくGOLDをさがして」
世界中の人々にとって永遠のあこがれである「金」。
その「金」が日本で採れること、そして、日本の歴史に大きな影響を与えてきたことについて、日本遺産「みちのくGOLD浪漫」のストーリーを、小学校高学年の児童にも分かり易く紹介する漫画読本「みちのくGOLDをさがして」です。
小学校高学年の児童たちの目線で、日本遺産「みちのくGOLD浪漫」を構成する「金」の特性や、初出から「みちのく」で産出した金が、各地にどのような影響と繁栄をもたらしたのかを描いています。
新型コロナウイルス渦中の家庭学習用の教材として、みちのくの金の浪漫に思いを馳せながら、ご家族でお楽しみください。
【漫画】みちのくGOLDをさがして (PDFファイル: 4.3MB)
日本遺産の日
2月13日(にほんいさん)は「日本遺産の日」~「日本遺産」って知ってますか?~
令和元年12月13日に文化庁と日本遺産連盟の連名で2月13日を「日本遺産の日」とすることが宣言されました。
日本遺産とは地域の活性化や観光振興を図るために、各地の文化や伝統をストーリーとして文化庁が認定したもので、当市では玉山金山を中心とする金山ストーリーが「みちのくGOLD浪漫」として認定を受けています。
日本遺産の日チラシ(2023年)
「日本遺産の日」に関する共同宣誓書
リンク
「日本遺産(Japan Heritage)」(文化庁のサイト)
お問い合わせ先
地域振興部観光交流課
電話:0192-54-2111(内線424)
更新日:2023年02月01日